2009-01-01から1年間の記事一覧
大好きな三浦の海。 山に行くと、包み込まれるような安堵感がある。 海に居ると、なぜか、あたしが自然を包み込んでるような気がしてくる。 もう大晦日。 今年も早かった。 と想うのに、一日一日が深く、充実してて、いい年だった。 それは大げさだよ、って…
今年のお正月は帰郷を断念した。 あたしっくらいの年齢になると、 正月だからって、田舎に帰らんでもいいじゃない? なんて、友達は言うけど。 けど、やっぱし、ね。 故郷、帰りたいよね、盆と正月っくらいは、さ。 と、あたしは想う。 ちっちゃい頃からずう…
フェリーニの「8 1/2」という映画は、生きる指針を与えてくれる素晴らしい作品。 観続けてる数少ない映画のひとつ。 筋を追う、というより、すべての、美しく素晴らしい映像や言葉から、 観る者それぞれが、それぞれの想いを感じる、という映画だと思う。 だ…
海は、心を洗ってくれる。 どうしようもない時も、まっいいかっ、くらいに。 まっいいか、な時は、よっしゃ、くらいに。 心を立て直してくれる、実に自然に。 言葉が出ない時は、黙ればいいのだ。 黙って、心ん中で想い巡らせばいいのだ。 忘れてたよ。 そん…
数年まえに結婚して子供が一人いる古い友達から、もの凄くひさしぶりに電話があった。 とても疲れてて、けど、日々仕事に邁進してて、それから、ちょっとだけ寂しそうに、 音楽は、趣味だからね。 と言いながら、ライヴの予定なんかを話してくれた。 彼は、…
鳩尾が、きゅー、っとなんども鳴いた日だった、今日、あ、もう昨日だ。 みぞおち、鳩尾。 胸と胸の間のちょっと下、胴のど真ん中の凹んでる部分。 しかし、そのまま一日を終えるんじゃキツ過ぎるので、限界に挑んでみた。 そして、今、帰宅。 限界なんて、ち…
もの凄い急ぎの仕事が四つも重なって、ひさしぶりに、ちょっとだけアタフタしてる。 折しも年末年始。 それなのに、急ぎの仕事は、どれも取材込み。 しかも、担当者は一癖も二癖もありそうな人ばかり。 世間の誰もが忙しい時期。 お客様を迎える場所は、寺社…
今、東京は雨が降ってます。 気象協会とか、気象庁などいろんな気象関係が、予測できない天気が、もう何年も続いてる。 セヴァン・スズキという女性をご存知でしょうか? 1992年6月11日に、ブラジルのリオ・デ・ジャネイロで開催された「地球環境サミット」…
あたしが積極的になると、その対象のモノコトは、あまりうまく進まない。 いい例が、あたしが雨女である、ということ。 ほかにも、いっぱい、いっぱい、ある。 あまり抽選モノに申し込んだりしないあたしが、これ!と思うモノに出会い、 かなりの高い確率で…
じんわり沁みた鎌倉。 みんなの知ってる場所の写真をUP。 鶴岡八幡宮。 街と同化してた。 いい意味で。 道路に分断された神社、とか、 車が多すぎて情緒がぜんぜんない、とか、いろいろ言われてたけど、 今回、初めて詣でて、それも、よい特徴じゃん、と思っ…
鎌倉の山を歩いた。 バスに乗ってそのあたりまで行き、あとは、のぼりくだり。 いいところだ、鎌倉。 ぶっきらぼうで包容力のある自然と、歴史を重ねた美しい建物、優しく素朴な人たち。 仕事を終えて山手線圏内に戻ってきた時、 なにか、人間的な空気を感じ…
あなたは誰ですか? って、聞かれたとしたら。 たいていの人が、あたしも、自分の名前を言うと思う。 名前や年齢、故郷、在住地、所属してる会社名や学校名、仕事、肩書きを言わずに。 と、念押しされたとしたら。 みんなは、どう答えるだろう。 あたしは、…
昼ご飯を食べながら、事務所で、地上波のワイドショーを見た。 ちょうどやってたのは、大学生の就職活動の現状、みたいなコーナー。 就職試験に親がついてくるとか、何十社もまわったと自慢げに話してる様子とか、 なんか、がっかりするような模様がたくさん…
あたしは Queen が大好き。 Freddie Mercury に至っては、愛している、と言っても過言ではない。 Freddie が逝ってしまって、もう18年が経つ。 最初に Queen を知ったのは、小学5年生のとき。 今思い返すと、オンタイムではなかったけど、 ラジオから流れて…
誰もが、みんな、クリエイティブな仕事をしてる。 なにかを創り出してると思う。 デザイナーとか職人とか、画家とか、小説家だけじゃない。 お母さんも、小学生も、赤ちゃんも、キヨスクのお姉さんも、お弁当やのおじさんも、 いやもっともっと色々みんな、…
今年最後の満月が、空に居た。 どこを捜してもみつからない希少な、誰も見たことのない、鏡のような月だった。 椿の花を絞った油で磨き抜かれた、古(いにしえ)の鏡のごとくな。 由り選られた、髪のように細い絹糸で織った雲が、その古の鏡を撫でていた。 …
先日とてもひさしぶりに新宿御苑に行ってきた。 仕事の打合せと作業の合間の時間。 とはいえ、かなり、秋を満喫できた。 とても晴れた昼下がりだったから、 大きな銀杏やその他たくさんの大樹の幹に、陽が当たってるのがきれいに見えて、 紅葉の葉、以上に、…
六年前の冬、思い立って、ひとり青森の雪深い地を訪ねたことがある。 お宿の写真も、下に紹介するつもりだから、敢えて、場所は書かない。 が、上の写真を見て、あ、と思われる人も多いと思う。 地元の人の運転でしか、車は通るのが危ない、とまで言われる場…
祝日の月曜、BSで、「数学者はキノコ狩りの夢を見る」という素晴らしい番組を見た。 再放送。 ポアンカレ予想に挑戦した数学者たちの変遷を丁寧に追い、 ついに、その数学の歴史きっての、難問中の難問、ポワンカレ予想を証明した、 ロシアの数学者グリゴリ…
絡まった糸を、長い時間かけて、ゆっくり丁寧に、時々は苛つきながら、解いてきた。 みんな、やってること。 あたしが解きほぐしてきた、がんじがらめに見えた糸の固まりは、 気の遠くなるような時間を経て、今、しゅるりと一本の糸に戻りつつある。 そんな…
金融恐慌、などと呼ばれる昨今。 戦後最大の不況、などとも言われてる。 あたしも仕事を継続するために十ン年前に仕事の経済的な流れを法人にしてる。 いわば、経営者なのだ(笑。 いや、笑うとこじゃないけど、あたしが経営者、なんて、自分で笑っちゃう。 …
風邪が、ようやく治る感じがしてる。 綿々と綴った、大蒜(ニンニク)治療が功を奏したのか、 咳と鼻水、熱が、かなり治まってきてる。 今夜もう一晩、もの凄く暖かくして、ぐっすり眠れば、たぶん、夜が明ける頃には治る。 暗示だ、もう。 だって、もう治っ…
大蒜(ニンニク)と葱(ネギ)の焼いたの。 タクシーの運ちゃんの言葉ではじまったニンニク治療も、今日で三日め。 日増しに風邪が治ってゆくかんじ、がする。 事務所で仲間にその話をしたら、「要は、体が温まるんじゃない?」と、きっぱり言われた。 そう…
大蒜、初めて知ったけど、これで、ニンニクと読むそうで。 まだまだ知らない字、たくさんあるんだろうなー。 その、ニンニクが、あたしの体調をかなり治してくれた。 今日は、頭が昨日までと違って、あまり重く感じないし、ちょっと体調も軽やかになった。 …
雨が降っております。 昨日の夜、感じたんだけど、最近なにか、夜が静かな気がした。 世の経済状態を反映して、なのかもしれない。 雨が降ると、ちょっとブルーな気分になるけど、 お金のことや、仕事のことなんかで気分がちょっと曇ってる人にとっては、 今…
ある、あたしの好きな作家が、こんな感じのことを書いてた。 恐怖心があるうちは、ほんとのことが見えない。 着ていた重い鎧を脱いだときとか 完璧に張り巡らしていた透明のバリアーを解除したときとか 人が話すことをじんわり自分のなかで受け止めてきちん…
ほんとうによいモノは、滅びない、って思う。 時代など飛び越して、どんな時代でも尊ばれ、珍重され、喜ばれる。 古いモノ、新しいモノ、というくくりで、ナニカを考えてちゃ、 いいモノには出会えない、と思う。 いつの時代も、量の大小はあるにせよ、いい…
ここ三日ほど風邪をひいてる。 昨日は、完全防備で仕事に出掛け、その行き帰り、みんなが振り返るほどの姿だった。 見えてるのは目の部分だけ、という出で立ちで、 通報されそうな隠しっぷりだった、というわけ。 雨が思いきり降るなか、昨晩はぐっすりと眠…
M★A★S★H(in movie)は、初めて観たずうっとまえから、今もずっと好きな作品。 折りにふれて観返し、ちょっとずつ湧く想いが変化するのも、おもしろい。 痛快コメディとかコピられてるけど、そんなもんじゃない。 これはあたしの主観だから、そう思わぬ人が…
このブログを「吐息日記」としたのは、息を吐くように、 想ってるそのまんまの言葉を綴る場所にしたかったから。 ここには、今住んでる東京という地名以外、 あたしの本名も明かしてないし、出身地も、なんにも明らかにしてない。 それは、ほんとの気持ちを…