2010-05-01から1ヶ月間の記事一覧

お話をひとつ。 * ひとりの男が、険しい山々を越えながら、旅をしてました。 山は幾重にも続き、やっと登り終えた、その峰から見える景色には、 いつも、連なる山脈がありました。 それでも、男は山に挑み、山頂に辿り着いては、山を下り、 そして、また山…

日記

二週間ほどまえから、めまぐるしく、いろんな出来事が起こってる。 世の中もそうだけれど、特に、あたしに。 と、自分なので、そう思ったりするかもしれないけど。 * まず、世の中に起こってることについて、ちょっとだけ。 日本は、第二次世界大戦で、負け…

午前四時

午前四時。 夜と朝の隙間の時間。 小学生の頃から夜鷹のあたしは、このあたりの時間がとてつもなく好き。 漆黒の夜闇から、深い紺、紫、薄紫、深い桃色、と言葉にすれば、そうなるけれど、 えも言われぬ美しいグラデーションを見せてくれる午前四時から朝に…

金星と月

昨晩、トルコの国旗のような、美しい空模様に出会った。 金星と月。 親指と小指を思いっきり広げたくらいの、わりと平べったいお皿を用意します。 その皿を真横から見て、ちょっと左を下げます。 これが、昨晩の月。 その真横から見てる皿の、右と左の端を視…

邂逅

入江泰吉、という写真家がいる。 正しくは、いた。 奈良、つまり大和の自然と、奈良に生きる仏像を数多く写真におさめた人。 泣きたくなる写真を撮る人。 邂逅(かいこう)とは、思いがけなく出あうこと。偶然の出あい。めぐりあい。の意。 入江泰吉の写真集…

徒然に。

最近、あんまし書いてなかった仕事のこと、ちょっとここへ。 まえにもちょっと書いたけれど、あたしは信頼する友人と会社をやってて、 といっても、フリーの隣りのような極小の法人組織だけれど。。。 まず仕事を作ることから、仕事が始まるのです。 今まで…

偶然

出会うべき人と出会えたことを、人はどうやってわかるのだろう。 あたしは、まわりに素晴らしい人たちが居てくれて、 自分で言うの間違ってるかもしれないけど、幸せ者だと心から思う。 出会うべき人、って、ひとりだけじゃない気がする。 まえにも書いた、…

上野動物園

先月の桜見の帰り、ものすごいひさしぶりに上野動物園に行きました。 平日なのに家族連れやいろんなお客さんで、すごくごった返してて、賑やか。 人が大勢いる場所は、あまり好きではないのだけれど、 たまにはこんなわさわさ楽しむのもいいな、と思えました…

流転

ふと気付いたら、四月は、ここに一本しか書いてなかった。 驚いた、自分で。 心のなかが変化する時っていうのは、 具体的にものことが動く時よりも、とても心も頭も騒がしくなることは知ってたけど、 こんなに気付かぬうちに時間が過ぎるなんて、ひさしぶり…