時天

今日はとても大切な人の命日。

もう20年を超えてしまった。

驚くほど、時間はあっけなく過ぎるのね。

酒の相手ができるほど、強くなったから、天寿をまっとうしたら呑ませてください。

いい店はずいぶん減ってきたけど、それでもまだまだ残ってるから。

肩の力抜いて、ほどほどにがんばってみるね。

いつも見守ってくれてありがとう。

 

希望

Bach’s Prelude from Partita No. 3 from Live with Carnegie Hall by 五嶋みどり

 

今生きてる音楽家で好きな演奏家は数えるほどだけど、

五嶋みどりさんはそのなかのひとり。

彼女のバイオリンの音は希望を感じる。

 

人の話を聞き、世の中の情勢も掴みつつ、信じることに情熱を持って貪欲に、

誰がなんと言おうと、ただひたすらに歩み続ける。

あたしは、そんな人が好きだ。

自分もそうありたいと想う。

 

怪獣

サカナクション/怪獣

 

天女の命日。

もう20年。

毎年命日が来てくれるのが嬉しいってなんか変だけど。

いつも見守ってくれて、ありがとうございます。

 

サカナクションの怪獣が主題歌の

チ。

TVアニメで幸運にも初回から偶然に見ることができて。

キツイ描写あたしも目を背けた場面も多いけど、作品の趣旨が素晴らしい。

信じるものに出会った衝撃と幸福を、時を超えて、さまざまな形で魅せてくれます。

あたしは、この作品と曲に出会えたことに感謝してる。

 

たぶん天女もこの作品、好きな気がする。

なんとなく。

 

赤夏

サザンオールスターズ/ミス・ブランニュー・ディ

 

この曲のイントロが流れてくると、心ん中が熱くなる。

どんな想い出が重なってるのか忘れちゃった。

いつか想い出せたら幸せがひとつ増えるかも。

サザンのファンではないけれど、この曲だけはとても好き。

 

7月22日は天女の命日。

この曲の詩は、彼女と何の関連もないけれど、

メロディはなんかリンクしてるような気がする。

 

今年も暑い夏が来た。

もうちょっと優しくしてくれるとうれしいんだけどなぁ。

 

ひこうき雲

ひこうき雲荒井由実

 

お年始のご挨拶を差し控えます、という喪中葉書が二通、続けて届いた。

あたし毎年、年に一度、年賀状だけは変わらず出してて。

時代が変わったとかで年賀状のやり取りをやめた友人も多いし、

世の中も、せめてSNSだよねーとか言ってる。

youtubeとかSNSとかが当たり前でそれを楽しんでる人もいて、

あたしみたいに、どうしても好きになれない人もいて、そんでいいと思う。

 

届いた喪中葉書を読みながら故人の思い出を心巡らせていたら

ユーミンひこうき雲がふと流れてきた。

優しい笑顔がいつも浮かぶ。

先に旅立った故人たちを思う時はいつも。

大切な人を亡くしたご家族やご友人がどうか穏やかに過ごせますように。

白檀のお香を空に届くよう優しく焚こう。

 

オフコース / 時に愛は

 

最初の音が好き。

複雑な、不協和音からのドシャーッて感じの。

そのあとは経験と想いが重なって、歌が完成してく。

説明なんかいらないし、わかるように言ってくれなくていい。

ただ感じる想いが、歌になってく。

 

 

好きの理由

Bill Evans / Waltz for Debby

 

20代の終わりの頃、阿佐ヶ谷の小さなジャズバーでピアノトリオの演奏を聴いた。

友達とか知り合いとかじゃなく、誰も知らない初めて会う人と初めて聴く人だった。

「ピアノ好きなの?」

さっきまでピアノを弾いてた男の人が、

ピアノのすぐ前で聴いてたあたしに話し掛けてきて。

はい、って答えたら、

「誰のピアノが好きなの?」

Bill Evans とか、あと…」

Bill Evans のどのあたりが好きなの?」

と言われたあたりで、…尋問みたいで嫌になってトイレに立って、そのまま帰った。

音楽を楽しんでるだけ。

あと、好きに理由はないし、もしあったとしても説明することじゃない。

それは自問自答の議題なだけだ。

そのピアニスト、きっととても辛いことがあった日に違いない。

だって、その日の演奏はとても素晴らしくて、素敵だったから。

たぶん Bill Evans だって、恋しい人に会えない日はちょっと冷たい人になるはず。