2010-12-01から1ヶ月間の記事一覧

2010 - 2011

もう大晦日。 光陰矢の如しです。 * 新年を迎えるにあたって、 あたしが撮った写真データの中から、なんとなく選んだトップの写真。 遡って確認したら、一年前の今日、同じ写真を選んでた。 なんということ! こういう偶然、大好き。 場所は、三浦。 あたし…

餅花

昨日、仕事に出るまえに、年の瀬で賑わう新宿に寄った。 ヨドバシカメラと世界堂で、仕事関連のモノを買うため。 帰郷するために高速バスを待ってる人達、 時間を持て余して、大きなカートを引き摺りながらヨドバシのなかを練り歩く人達、 途中寄った郵便局…

今年もあとほんとにちょっと。 いつもなら、しんみり一年を振り返る時期なのだけど、 今年のあたしにとっては、お正月は、いつもの週末と変わらぬ土日。。。 年内になんとかお願いします、というオーダーの電話が、今日も幾つも入ってきた。 三が日も終えぬ…

¡Desee su christmas alegre!

世の中の生きとし生けるものすべてに 天の恩恵と地の恵みがもたらされますように。 たとえ幾つであっても、気付くのが遅いと思ったとしても、 気付くことに、はじめるのに、遅いなんてこと、あるはずなく。 どこからでも、いつからでも、はじめれば、いい。 …

冬至

言葉にできぬ感情が心を占めた時は、無理をして紡ぎだそうとせず、そっとしておきたい。 型にはめたジャンル分けなど、無理してせぬように。 婉曲した言葉を、心に逆輸入せぬように。 自分で考えて出す答えは、あたしは、あまり信用しない。 想いをひん曲げ…

開拓

夕刻の満月をまえに銀色に輝く月が天辺にいました。 木星が、月を見詰めてた。 ずうっと昔。 毎晩のように音楽を聴きにライヴハウスに行って、 時にはしんみり、時には大勢で酒を呑み語り明かした夜がありました。 もっと昔。 大学近くの四畳のあたしの部屋…

瞬く星

金星だろうか。 空の上の方に瞬いてる星があった。 空に咲いた美しい金色の花のようだった。 帰り道。 振り返り、振り返り、瞬く星を仰いで。 願いを呟いてしまった。 早朝まだ暗いうちから自主的に公園の掃除をされてる幾人かの方が瞬く星に気付かれて、 き…

休閑

先ほど、美しい朝の光のなか、徹夜明けで帰宅した。 部屋から見える公園を抜けて帰って来た。 両手を左右に広げて、手のひらを上に向け、肘をすこし下げて腕で半円を作る。 ちょうど、そんな感じの大きな桜の木が公園に立ってて。 枯れ葉を枝に残したまま、…

rojo

持ってる赤色は、口紅とハンカチ、半纏、半襟、帯だけ。 洋服に赤を選んだことはないけれど、樹々の赤や、空が焼ける赤は大好き。 秋の名残のように燃え盛る楓の赤は、 冬が到来したはずの暖かな東京の風に、なびいて揺れてた。 鮮やか過ぎて、なにか大切な…

1211

門松って、お正月に飾る門脇の松のこと、だけを指すのではなく、 家の門脇に、来られた人を迎えるように佇む松を指す、というのが大元の意味です。 四季を通じて緑の針のような葉を付ける松は、昔から珍重されてきました。 目出度い席には松が付き物でしたし…

畏敬

午前三時頃、事務所を出るまえに、 NHKの深夜放送で、アルプスの山々を映した映像を見た。 あまりに美しくて、人のちっぽけさを感じた。 山に祈りたくなった。 そして季節を教えてくれる秋の色に染まった樹々にも。 公園で駆けまわる笑顔の子どもたちにも。 …

綺麗な朝。 藍色から薄い空色になる様を眺めてた。 あまりに変化が早くて驚いた。 変化とは、そんなものかもな、と思ったりした。 朝焼け。 笑ってる子どものホッペタみたいに美しい明ける空の色。 朝ってこんなにキレイだっけか。 そう心んなかで呟いてた。

薄紫

鉢植えを買って、ずっと葉っぱばっかりだったのが、 数年経った一昨年あたりから、ローズマリーが見事な薄紫の花を咲かせてくれる。 花が咲かなかった頃、肉を焼く時に、細長い小さな葉をざざっと削いで入れたりしてて。 なん年かして環境に慣れてきたら、い…

匂い

陽の光に照らされる葉っぱ。 夜の闇で街頭に写しだされる大樹の横顔。 影を落とす大地の枯れ葉。 風に舞う秋の色。 大樹を巡って歩いてたら冬の匂いがした。 ほのかに。 心の声がうまく聞こえない時は 自然や季節が助けてくれる。