2012-01-01から1年間の記事一覧

Owner Of A Lonely Heart

一時間ほどまえに帰宅。 東の空に、木星が信じられないほど大きく、美しく輝いてた。 急になんか聴きたくなった。 Yes/Owner Of A Lonely Heart 天文学者が言った言葉も、この曲の音とともに想い出した。 あたしたち天文学者は、一生、叶わない片思いをして…

Rock You

溜め息が出るような仕事の日々だけど、 確実に心の筋肉が鍛えられてゆくのがわかると、なんだか、むくむく元気になれる。 ひとりで楽しく生きてゆくのだ、と真剣に決意すると、人と深く付き合えるようになれる。 そして、決してひとりでは、なくなる。 どん…

No Woman No Cry

あたしの部屋には電波時計があって ひと月に一度ほど、なんの前触れもなく、時計自身で時刻調整をはじめる。 ちりちりって音を出しながら、すべての針がくるくる回りはじめるのだ。 それも、突然に。 理由はわからないけど、あたしはその調整作業が始まると…

お盆

旅先で偶然出会えた苔寺。 山門まで苔這う石畳を歩くと、知らず心が静まった。 帰郷できない盆。 部屋の父の写真にミネラルウォーターを捧げ、お線香で、迎え盆した。 * オリンピックが始まって、怒濤のスケジュールも始まった。 素晴らしい試合、演技、競…

雲海

youtubeで見つけた美しい雲海の動画。 安曇野じゃないけど、同じ長野で、こんな足が浮き立つような雲海に遭遇した。 一時間ほどすると、雲がするりと薄くなり、なにもなかったかのように景色が広がった。 たぶん翌朝も、朝焼けまで、雲は山の波間を漂い遊ぶ…

月の光環

ガブリエル・バンサンの「アンジュール」というあたしが最も好きな絵本を、 なんと素敵な音を入れて紹介してる動画。 偶然見つけたのでUP。 満月の夜前後に、月のまわりに光の輪ができて、輪が虹のようになることがあるそう。 それが、月の光環。 そんな珍し…

朝の満月

さっきようやく車で帰宅。 余裕ができたなんて鷹括ったもんだから、仕上げが遅くてこんな時間に。 疲れてるけど、反省。 実直な運転手さんの車から空を仰いだら、薄い空色に、ぽっかり満月が残ってた。 パステル調の色で刷った版画みたいで、文句なしに、か…

月灯り

ちょっと早く帰宅。 VINO TINTO を味わう時間と、ちょっとの余裕がようやくできた。 明日は木曜、いやもう今日だけど。 木曜じゅうに仕上げる仕事は、さっきまでの作業でメドが着いた。 まだ暗い三時にタクシーを止めるなんて、ちょっと優越感。 空を仰いだ…

dice

五時頃帰宅。 今日の仕事もなんとか完了できて。 いろいろあったけれど、良い日だった。 どうでしょう、のヘビロテで、乗り切る一週間になりそう。 寝て起きたら、休みのない戦いが待ってる。 だけど楽しむんだ。 ぜんぶ。 もうちょっとなんだからぁー。 ダ…

days

朝六時ジャストあたりに帰宅。 金土日、毎日マストの提出物があって、訳のわからない仕事先からの攻撃なんかもあって。 へとへと、というより、へろへろで帰宅した。 やり終えたけど、月曜から、また毎日自分で決めたマストの作業が待ってる。 眠って起きて…

summertime

Janis Joplin / summertime 東京に来たばっかの学生時代、その髪型 Janis だね、と友達に言われて、 Janis Joplin を知ってから、あたしのディーバはずっと Janis 。 魂を絞り出すような彼女の歌は、聴いてると苦しくなる。 苦しくなって、悲しくなって、握…

暗闇の鍵

二年ほどまえに善光寺に行った。 信州に三泊ほどしながらの旅で、初めに訪れたのが善光寺だった。 宗派を問わず受け入れてくれるお寺は全国にある。 古ければ古いほど、宗派は問われない。 なにを信じていようが、救われたいと願う人たちすべてを受け入れる…

革命

首相官邸を中心とした霞ヶ関一円に、毎週金曜、とても多くの人たちが集まってる。 知ってますか? 朝日新聞がちょこっと報道しただけで、あとの新聞社、テレビ局は、 その事実の扱いに困って、なんの報道もできないでいる。 何兆円も国費が余ってるのに。 東…

星の塔

昨晩から朝に掛けて、東北道を走った。 西の空には金色の満月。 とけそうな灼熱の黄金色の月。 東の空には。 木星と金星が大地と垂直に、縦に並んで光ってた。 大地にとても近い場所で、まるで塔の灯りみたいに。 間違えてしまったほど、最初。 遣る瀬ない想…

山波

朝焼けに煙る山の波。 千切れた雲が、空を散歩してるみたいに浮かんでた。 紫に色づいた空が白み、薄い藍色に染まって。 天からの光に輝きながら、空色になった。 夜明けを越えて、朝焼け。 このあと、見晴るかした山の波間で、雲を抜けながら、あたしは虹を…

翠雨

坂本龍一&大貫妙子のアルバム『UTAU』で、大貫さんが歌ってる「鉄道員」が好き。 作曲/坂本龍一 作詞/奥田民生 * ★著作権管理団体であるJASRAC(一般社団法人日本音楽著作権協会)より 削除要請がありましたので、2015.1.7.に、画像および歌詞部分を削除…

How's it going ?

逢瀬を書いた数日後、大切な友人が逝ってしまった。 とんでもなく突然に。 急病で、嘘みたいに、突然に。 とても慕ってくれてた年下の友人で。 彼の不在を、どう理解すればいいのか、どういうふうに自分に染み込ませたらいいのか、 夢で何度も話してるにも関…

逢瀬

夜中過ぎ、仕事場から出て空を仰いだら、 ひさしぶりに、月が居てくれた。 東京は雨や曇りが続いてたから、 夜の空に灯りがともったみたいだった。

初春

ベランダに、紅梅と白梅の盆栽があるのだけれど、 ここ二年ほど、つむじを曲げられたようで、堅いつぼみのまま、花を開かなかった。 数日まえ、紅梅が花開いた。 隣りに居る白梅も、白の花の色をつぼみから膨らませ、次に続けとばかりに ぷくぷくにつぼみを…

細雪

一週間ほどまえ、昨年逝った友人の命日に、その友人に捧げるライヴがあった。 なにがあっても駆けつける予定でいたのに、 仕事の急展開で、どうにも動けない事態となり、あえなく欠席した。 せめて、と、昔、誕生日に贈ったことのある白百合の花束を買った。…

運命の人

どうしても忘れられない人がいる。 愛とか恋とかじゃない、魂の奥の方で呼び合ってるような人。 会ったのは十年以上まえ。 初めのなん年かはみんなでよくお酒や食事をしてて、 その頃から今も、手紙やメイルのやりとりがずっと続いてる。 一年に二三度、電話…

情景

大きな月が美しい晩。 新宿の、街から少し離れた道ばた。 食料品の買い物帰りの、大学生くらいの男の子と、お母さんが、 歩道より少し高い階段の上に居た。 息子さんがデジカメで、低く輝くイブの満月を撮影してて。 カメラが捉える先を、母親もじっと見詰め…

2012

あけましておめでとうございます。 ほんとにひさしぶりに 故郷の家族、ばあちゃんや親戚のみんなとわいわいのんびり過ごせた いい正月でした。 変革期に生きてることを誇りに思いつつ マイペースでしっかり歩き続けようと思いました。 みんなにとって素晴ら…