冬至




言葉にできぬ感情が心を占めた時は、無理をして紡ぎだそうとせず、そっとしておきたい。


型にはめたジャンル分けなど、無理してせぬように。
婉曲した言葉を、心に逆輸入せぬように。


自分で考えて出す答えは、あたしは、あまり信用しない。
想いをひん曲げて、矛盾を承知で心を踏みつぶし、基準を下げてるような気がするから。


感じることを深めてゆくと、魂が望んでることが、瞬時に浮かんでくる時がある。


そんな時は、なんの理由も介在せず、ただ絶大な信頼を自分に寄せられる。
そして、なにをするか考える暇もなく動き出してる。


そんな瞬間を、重ねてゆきたい。