2010 - 2011
もう大晦日。
光陰矢の如しです。
*
新年を迎えるにあたって、
あたしが撮った写真データの中から、なんとなく選んだトップの写真。
遡って確認したら、一年前の今日、同じ写真を選んでた。
なんということ!
こういう偶然、大好き。
場所は、三浦。
あたしの大好きな場所。
*
本日無事提出を済ませ、
事務所に掃除機をかけ、トイレ掃除をし、窓を拭き、ドアや机を三度ぶきした。
明日の打合せは、各々取材先や街中。
事務所での仕事は納めなので、事務所で、軽く仕事納めをした。
みんなで、ちょっとだけワインを呑みながら、
いろいろ今年も騒がしかったね。
と笑顔で言いあった。
春夏秋冬、反省も込めて振り返り話してたら、
仕事ゼロで給料ゼロの月が、今年は四ヶ月もあったことに気付いた。
気付いた、というか、経理をしてるあたしははっきりとわかってるのだけど、
越えるために、忘れる努力してたこと、に気付いた。
けど、その他の月は猛烈な仕事三昧で、
ゼロ続きの月でも、営業で、やっぱり忙しかった。
自転車操業、を、ほんとに実践してる感。
今年だけじゃないけどね。
来年こそ、もうちょっとほっとできる年にしたいね。
やりがいとか、感じる隙間がないもの。
と声があがったけど。
キツイ状態を乗り越えるのって、最高のやりがい感じる。
今年も、いい年だったよ。
と、あたしは答えた。
ほんとに、そう思う。
みんな、がむしゃらに歩いてる。
季節が巡るたびに、
ちょっとだけ成長できてる自分を、ほんの束の間感じつつ、また歩く。
死ぬその瞬間まで、なにも終わってない。
と、大好きな本『イリュージョン』リチャード・バック著、にある。
ちょっと言葉が違うかも、そんな、言葉。
流れに逆らわず、けど意志を持ち、扉を叩き続けるんだ。
歩き続ける者を、待ってる未来は、必ずある。
歓談と、各々想い巡らす沈黙を交互に、心地よく時を過ごしたあと、
そろそろバラそうか。
と、片付けをはじめた。
バラす、というのは、もしかしたら業界用語かもしれない。
終わろうか、とか、今日は解散しよう、とか、そんな意味。
秘密を打ち明けるわけでは(笑)ない。
植木に水をやり、プリンターやスキャナー、マックたちの電源を落とす時、
お疲れさん。
しばしだけど休んでね。
来年もよろしく。
と声を掛けた。
机にも、小さな台所の流しやコンロにも、ファクシミリ、電話にも。
扉を閉めて、扉にも、一礼した。
バス停で終バスを待ってる時、みんなに、あたし、ふとこう言った。
よくやった、と思うよ、あたしたち。
メゲたって許されるほどキツイ場面、幾つもあったもん。
一緒に乗り越えてこう、うちらなら、できるよ。
最初にバスから降りるのは、あたし。
軽く手を振り、よいお年を、と呟いたとき、うっかり目頭が熱くなった。
いい仕事仲間を持ってる、あたしは幸せだ、と思えたのだ。
*
ここに来て、読んでくださったみなさま。
ほんとうにありがとうございます。
呟きばっかりの私的ブログなのに、心より感謝致します。
来たる2011年が、みなさまにとって素晴らしい年となりますように。
ぼちぼち、気が向いた時に、またお付き合いくださいませ。
I wish you a Happy New Year !!