徒然に。

最近、あんまし書いてなかった仕事のこと、ちょっとここへ。


まえにもちょっと書いたけれど、あたしは信頼する友人と会社をやってて、
といっても、フリーの隣りのような極小の法人組織だけれど。。。


まず仕事を作ることから、仕事が始まるのです。
今までお付き合いのある会社からのオーダーや、新たな分野に売り込みなどをしつつ、
とりかかるべき仕事ができたら、スタート。


次にやるのは、その仕事の見積もり。
要するに、ギャラを決めるのです。
今の段階で、やるべきことに対する対価を、双方で確認し合っておくのです。


これが、一番面倒で、一番いやな気分になる瞬間、だけれど、
最初にここを話し合っておくことが、とっても大事なのです。


今までは、勇気がなくて、それができなかったんだけど、
今は、自分を奮い立たせて、やるべき仕事をまえに、まず金額を決めます。


発注する側にもいろんな事情があり、受けるわたし側にもいろんな事情があるわけで、
そのあたりを、ここで共有して、
譲歩できるところは譲歩し、どうしても譲れない部分を明確にしておくことが、
あとあと、変更や問題が起きた時に、とても気持ちよく乗り越えられる、
そんなことを法人を作ってから、学んだからです。


相手側の事情によっては、いつもの半額くらいでやらねばならない時もあります。
けど、その事情に納得できれば、あたしは、やります。
納得できなければ、お断りして、せっかく作った仕事だけど、やらない、と、なります。


要するに、仕事という媒体を通してはいるけれど、人間対人間、なんですよね。


 そういうことならば、こっちが踏ん張りますよ。


って、ことなんです。
けど、プロだから、金額が半分になっても、手は抜けません。
作ったものを見る方は、そんな事情など知るわけないですから。
いつも通り、没頭して創ります。


つくり終えて、賞賛してもらえることは稀です。
それは、構わない、と、今では思えます。
はじめはムカつきましたが(笑。


なぜなら、あたしは、ですが、
書いている対象のモノやコト、取材した方、そのために作っているから。
伝えたい、と思えることを、あたしという媒体を通して、
話を聞いたり、見たり、体験したあたしだけでない多くの人に伝えられることが、
なによりの喜びだから、です。


世の中には、信じられないほど素晴らしいことがあふれているんです。


テレビの言うこと、だけ、を信じないで。
雑誌に書いてあること、だけ、を信じないで。
話題になってること、だけ、を信じないで。
ネットの情報、だけ、を信じないで。
そう、大きな声で言いたいです。


みんなそれぞれが興味を持ったコト、場所、人に、
実際に行ったり、見たり、触ったり、話したり、会ったりすることで、
自分のなかの美しいものが、信じられないほど輝くことがわかるはず。


新聞やテレビ、雑誌、ネットは、世の中の、ほんのわずかな一部だけ、なのです。


実際に、なにかに会う。
それは、自分の可能性すら引き出してくれる、気がします。


今週のお題、プレゼント、というのは、まさに、それだとあたしは思います。
今までよりも、少しだけ、前傾姿勢で進むと、
信じられない時に、信じられない贈り物が、舞い降りてくるのです。


けど、その贈り物は、ほんとは自分のなかにずっとまえからあった素晴らしいもので、
気付く、というプレゼントなんだと思いますが。


かなり話が逸れました。。。


決定した期限内にソレを仕上げてお金を戴けてるのならば、ソレのプロです。
マチュアとプロの違いは、言ってみれば、ただそれだけ。
しかしながら、大きな違いです。
どんなことがあっても、決めた期限内に、求められる結果を出せるのが、プロです。


どんなことがあっても、です。
背筋伸ばして胸張って、楽しんで、プロフェッショナルな仕事したい、と思います。