秋分の雷雨

今朝早く、地響く、ものすごい雷で起きた。
耳のすぐそばで、大太鼓を思いっきり叩かれたように。
聞いたことのない轟だった。


きっとすぐ近くに、少なくともみっつほど落ちたはず。
どうか事故なく、人身に害のない落雷であればいい。


秋分の日に、区切りを教えてくれるような音。


しかも今日は満月。
東京はきっとこのまま雨だろうから、雲のむこうの月を想う夜だろうけれど。


重ねて、東京の気温は、昨日のマイナス十度。
かちっとスイッチを切り替えるように。
今日から秋ですからね、って。


暦に記された約束どおり。
秋が、やって来た。