英雄
Chopin / Polonaise N°6 l'heroique
playing piano by Martha Argerich
ショパンの「英雄(えいゆう)ポロネーズ」。
〜力強いリズムを持つ本作品は、ポーランドの栄光をたたえているとされ、
ショパンの愛国心のあらわれと指摘される。〜(wikiより)
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愛国心とは、文字通り、国を愛する心。
国を人と置き換えてみれば、誰にも体感できる気持ちだと思う。
愛するということを、言葉で説明するのはとても難解だけれど、
誰もがもつ気持ちだと思うのです。
テレビもラジオも消して、好きな音楽も止めて、
愛することに心巡らせてみたら、言葉で表せなくても、
自分にとっての愛する、ということが体じゅう、心じゅうを駆け巡るはず。
子どもの頃、時々こう言われた。
まだ子どもだからわからないのよ。
大人になればわかるよ。
大きくなればわかると思うけど、大人の世界ってのがあるんだよ。
ピュアな直感だけで感じ取るだけじゃいけない、
なにかとてつもない秘密が、この世界にはあるんだ。
幼心にそう思ったものです。
けど、子どもの頃に感じた想いって、今考えると、割と当たってる気がする。
これまでの慣例は、風呂敷に包んで置いといて、
今目の前の現実に、心と頭を傾けて、子どもの頃のように素直に感じたことが、
たぶん自分にとっての今の正解だと思います。
世界中の誰もが英雄。
英雄なんです。
素直に感じたことに自信を持って、
感じたことを大切にしていきたいと思うこの頃。