桜見


Carpenters / Close To You


週末を利用して故郷へ。
桜並木を母と散歩して、途中でお茶をしたり、また並木道を往き、
おばさんの家を訪ねたり、また散歩して、画廊に寄ったりして。
気付けば五時間ぐらいふらふらと桜のなかを旅した。


東京に戻る列車のなかで、ふっと浮かんだのが、
このカーペンターズの名曲。





言葉なんかじゃわかり合えない深いことが、
年を経るごとに多くなる。
時の力を借りながら、雨雪が大地に染み込むように、
心がじんわり伝わることを、あきらめず祈り続ける。
家族というのは、唯一無二の存在だから、
なにもできない状態でも、心だけはあきらめないでいようと思う。


東京は、桜の満開を終えた週明け、雪が舞った。
今日はちょっと日が照ったけど、
昨日と一昨日は、最高気温が4〜6℃なんて真冬並みに寒かった。
今日もダウンで来たけれど、
昨日、一昨日は、ダウンの下にマフラーとウールのカーディガンを羽織ってた。
季節外れの天気。
被害がなければ、あたしは大好き、季節外れのなんか。


桜は北上を続けてる。
春はもうすぐ日本列島ぜんぶに到着する。
みんなのもとに春が訪れますように。