余韻
キリンジ / エイリアンズ at Billboard Live TOKYO
10年ぐらいまえ。
贈られた曲。
きっとずっと忘れられない曲。
*
自分の生き方は、旨く説明できない。
つまり、言葉にならない。
年代に見合った、常識的な生き方からは逸脱しているから、
それがわかってる自分に今ちょっと驚いたけど、
だから、世の中の常識に添って生きている、大切な家族や、友人達に、
彼らに余計な心配をかけず、納得できる説明を、あたしは、未だにできないでいる。
すべての時刻に、奇跡や魔法が仕込まれてて、言葉にできない扉が開く。
こんなこと書きたくないけど、
東京に住んでて理解できない言葉を吐くたびに、
冗談で「薬やってないよね」なんて言われるけど、やるわけがない。
薬と自殺は、あたしは、絶対に、しない。
*
祝日の午前四時。
仕事を終えて帰宅。
TINTO をぐいぐい二杯ほど空けたら、疲れてたせいか、今かなり酔ってきちゃった。
白々と空ける空を一時間ほど眺めててたら、
エイリアンズのメロディが不意に浮かんで、これ書いてる。
今日はほんとに徒然日記。
内容がまったくない気がする。
しばらく眠ろう。
雀が鳴いてる。
もうすぐ公園の広場でラヂオ体操がはじまる。
あの音は、朝を確定する。
そのまえに布団を被らなきゃ。