反芻
世界の遊戯に寄与する君たちの使命が
終了したかどうかを判断する簡単な基準がある。
もし君達が生きていれば
瀕死の重傷でかすかに息がある場合でも生きていれば
まだ使命は終わっていない。
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There is an easy standard which judges
whether your mission which contributes to the play
in the world was completed.
If you are alive,
if alive even when there is a breath faintly
by a dying serious injury,
the mission has not been finished yet.
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リチャード・バック「イリュージョン」の一節。
繰り返し反芻する言葉がこの本の中にはあふれるほどにあるけれど、
この一節は、その極上。
ぱっと読みすれば危険な感じがするからあまり表では言わないけれど、
ぜんぶの基本になってるこの一節が最も反芻する一節。
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あきらめるな、ってコト。
どんな状態であっても、命尽きるまで、決してあきらめるな、ってコトなのです。
かならず道はある。
辛い時は、それが見えていないだけ。
ほんとのほんとの最期まで、絶対にあきらめてはだめ。
それを、日々あたしは反芻してる。
自分の心に正直に。
それが真実。
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やっと法師ゼミが鳴きはじめた。
実り多き秋になりますように。