帰郷
お盆に帰郷した。
13日だったから、お墓参りをして、家族みんなでお迎えができた。
提灯に火を入れて、位牌を仏壇から外に出した藁の祭壇に手を合わせて、
じいちゃんや父、先祖のみんなに、ひさしぶりに会った。
真実は、自分に嘘のない言葉でのみ、語られる。
くだらない裏心を持っていると、一生、真実に出会えない。
ひとつひとつ、わかったことから、沁みさせてこ。
自分の心に染め抜いてゆこう。
人の評価はどうでもいい。
自分が納得できるかどうか、が一番大切。
見られるためにナニカをするんじゃない。
誉めてもらうために頑張るんじゃない。
やりたいから、やる。
自分で今やるべきだと思うから、やるのだ。
ただそれだけのこだわりが、自分の未来を作ってゆく。
流されるのは好きだ。
けど条件がある。
意思を持って流される。
それは、ただ流されるのとは、格別に違ってる。
いい夏だった、と想い起こせるように、染めの作業を怠らずに進めよう。