雑記




魚の鱗みたいな模様がかわいくて、
空真上にカメラを向けて撮った雲。


ゆっくりと時間が進む。
緩やかなのに確実に進んでる感じがする。


努力と継続が結んだ栄冠や、
艶っぽい人間臭い名優の死や、
昨晩も訪れた終わらぬ余震…。


遅々として進まぬ政府の震災・原発への対応、
市井の人々の輝くような復興への意欲と行動力、
民間・各企業の利害を度外視した支援。


なんの圧力なのか大手新聞・テレビ局の横一線の報道。
なにかに仕えていない身ひとつで発信する人の信じられる報道。


マーブル模様のように目の前に見せつけられる様々な事実と嘘を、
あたしたちは心の目で、しっかり選び取る必要がある。


ここまであからさまになるほんとはもっと昔から、
そういう態度で報道を選ぶ必要があったのだ。


けど少しまえまでは選択を誤っても害はなかった。
もう今は、生きていくために、その選択が、心の目がとても大事。


難しいことじゃない。
矛盾してること、おかしいなと思うこと、人に説明するのが難しいこと、
そんなことは、多くの場合、間違ってる、気がする。


正しい報道というのは、心に、ストンと合点がゆくのだ。


肩の力を抜いて、自分の心を信じて生きてゆけば、いい。
その奥深くに、命を掛けて生きてゆく意志を持って。
泳ぎ抜こうと思う。