追憶
あまりにも有名な映画のタイトルでもある「追憶」。
時の流れの無情さと美しさ、感情が水のようであることを、深く理解させてくれた映画。
追憶とは、過去を想い偲ぶこと。
最近、想うにふれて聴きたくなる歌がある。
小田和正作詞作曲の名曲で、
小田和正&大橋卓也が歌った楽曲でこの曲をはじめて知った。
「たしかなこと」。
いいPVがなかったので、抜粋で、ココへ。
うる覚えだから、ちょっと違ってるかもしれないけど。
空を見て考えてた。
君のために、今なにができるか。
自分のこと大切にして。
誰かのこと、そっと想うみたいに。
疑うより信じていたい。
たとえ心の傷は消えなくても。
なくしたもの探しにいこう。
いつか、いつの日か見つかるはず
。
君は空を見てるか。
風の音を聞いてるか。
もう二度と、ここへは戻れない
。
でも、それを哀しみと決して思わないで
。
途中にも歌詞はあるけれど、あたしが心に浮かぶ歌詞が、これなんだ。
残ってる言葉。
過去にも、未来へも、超えて、ゆくものなのだ、と想えて。
振り返る、という言葉と過去はカップルみたいに使われるけど、
未来にゆくのと過去にゆくのは、まったく違ってるけど、余韻は似てる気がするのだ。
どちらも素晴らしいこと。
どちらからも得るのは、超えて行ったその人だけに与えられる得難いコト。
振り切るのは、縛られた自分から。
知らずに、自分で自分を縛ってしまった、自分から。
決して過去から、ではない。
信じられないような境遇で生まれてきた友達がいる。
あたしだったらどうするのか想像できないような中で懸命に生きる友達がいる。。。
彼らに、あたしは、なにをしてあげられるのか。
もう一度、人を信じる勇気を、あたしは彼らに与えられるか。
時の流れが解決してくれることがあることを、あたしは伝えられるだろうか。
自分を許し、愛する素晴らしさは、どう言葉にすればいいんだろう。