手紙

東京は、このところ、雨続きです。


昨日、嘘のように晴れ渡り、気温がいつもの倍22度まであがりました。
半袖の人も、ちらほら居たり。


けど、また今日は、しっとり雨降るもの憂げな感じ。
予報では、週明け、また何日か、雪が降るかもしれない、そうです。


早咲きの桜が、隣りの公園で満開です。
夜、その木の下を通り過ぎると、ふと雪が積もっているかのように思えます。


桜は、春の雪、みたいだと、心暖かくなります。


元気で暮らしてますか。
体、壊したりしてませんか。
心、疲れたりしてませんか。


なーんにもしない、と決めるのも、立派な行為のひとつです。
体壊したり、心疲れたりしたときは、無理せずに、ぼーっとしてくださいね。


やまない雨はないし、やまない雪もないし、なにより、明けない夜は、ないのですから。


自分の心が呟く言葉を、じっくり聞く時期も、あります。
心が感じてることを、全身全霊を持って受け止めなければならない時期も、あります。


こう文章にすると大げさだけど、
自分に嘘をつかないで、感じることを恐れないで、暮らすのがいい、ってことです。


悩むのは、解決したい、という強い意志があるから、です。


泣くのは、笑顔になりたい、と思う強い希望があるから、です。


きっと、かならず、そうです。
だから、毎日泣いてばかり、だったとしても、今は、毎日泣いてしまう時期、なのですよ。
外に出ると気分が悪くなってしまう日々だとしても、今がそういう時期、だけなのです。


こうなりたいな、と思う気持ちを、諦めないでくださいね。
すぐにそうならなくても、いつか、諦めなければ、かならず、そうなれるはず。
あたしは、そう信じて生きています。


雨続きだけど、こんな天気が続くのも、またオツなもんです。
しみじみ、雨粒を追っかけながら、想い巡らすのも。
晴天の日には、決してできないことだし、ね。


世の中は、ぜんぶ繋がってる、って思います。
心からの想いは、いつか、わからないなにかの波に乗って、届き、巡る、気がします。


あたしは、なんだかんだあるけれど、いつも三日月目で笑ってます。
いや、泣いてるときも、怒ってるときもあるけどね。
けど、忘却が、あたしの特技だから。


いつか、また会いましょう。
無理しないで、あなたのまんまで暮らしててね。


晩冬の小糠雨にて
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