窓と風




窓を開けて、ちょっとだけ風を入れた、みたいな気分。


この場所は、今はたっぷりの雪に包まれてる。
嬬恋の奥地。
ここで感じるほど清々しい風じゃないかもしれないけど、
今得られる最高の風を、しゅるしゅる、っと、窓を開けていれてる、そんな気分。


あとはね、がんばるだけなんだ。


仕事詳しく説明しても詰まらないから、ここには書かないけれど、
ものすっごい簡潔に言うと、仕事する材料が揃って、準備が整った、という感じ。


印刷物に載せる材料というのは、
基本、ぜんぶ、載せていいかどうか確認作業が必要なのです。


取材についてもそれは当てはまることで、お願いして受けていただくという時点で、
いわゆる確認作業の開始、取材を終えて、材料が整う、ということで。


それ以外にも、文章や写真が間違ってないか、
関係各所に、お願いして見て読んで戴かねばならず。
唐突に連絡して、まずなにを作ってるのか理解してもらった上で、
こちらで作っているもしくはこれから作るものを、載せていいか、許可を戴き、
さらに、確認してもらうのだ。


バカだな、あたし。
説明してるよ、すみません、詰まんないな。。


その、簡単に出来そうだけど、とても大事で、一番大変な部分が終了し、
あとは、がんばって作るだけという時期を迎えて、
窓を開けて風を入れてる、状態なのです。


作ることに没頭できる忙しさは、なんてことはないのです。
なので、ちょっとずつ、窓の開けを広げながら、わくわくがんばろうと思います。