愚鈍

利権と保身がそんなに大事なのか、と深く落胆した。
首相という肩書きを持つ男のもと、計画的殺戮が続けられることに決定した。
それが、不信任案否決。


肩書きと金が大好きな、総理の器でない、激情家で無能な「殺人鬼」。
その人災で、どれほど多くの人の命を奪ったことか。
そして、これから、十年後、二十年後、どれほど多くの若い命が消えてゆくのか。


これ以上、その死者数を伸ばしてはいけないのに。
なぜ、わからないんだろうか。
愚鈍だ。
不信任案激の裏の駆け引きも、文字として打つのが気持ち悪くなるほどに、愚鈍だ。


放射能の飛散範囲は、コンパスで書いたような、きれいな同心円ではない。
「スピーディ」が出した結果が真実なのだ。


放射能飛散を測る機能「スピーディ」のことを、
今の愚鈍政府は、もうとっくの昔から知ってるのだ。


間違った同心円の飛散経路を、訂正する勇気がないのだ。


飯館村のように、20kmを越えた地域で多大な放射線が、事実、測定されてる。


放射能は、若い命から蝕んでいきます。


お腹に子どもがいるお母様、小さなお子様、子どもたち、その命を産むお母様たち。
とにかく原発から、1mでも、2mでも離れてください。


政府や、政府の息のかかったバカテレビ局、そのテレビ局に飼われてる太鼓持ち学者の、
「だいじょうぶです」という言葉を真に受けないでください。
十年後、二十年後に、悲しい結果が出ても、今の愚鈍政府は、シラを切ります。
殺人罪で捕まるべきなのに。


ここに書いたのは、妄想でも、絵空事でもありません。


今からでも遅くないから。
若い命を、放射能から遠ざけてください。
国の指示を待っても、愚鈍たちは指示を出しませんから。
悲しいけれど、自分たちで動きましょう。


子どもたちをどうか守ってください。
どうか、ひとつでも多くの命を、人災から、自分の手で、守ってください。