日本

今できることをしよう。


無用な買い占めやガソリンのチャージは、
被災地でまさに命の危険にさらされてる人を苦しめること。
補充にとどめよう。


大貫妙子さんの公式ホームページのブログ
http://onukitaeko.jp/blog/category/diary/web_2/)に、こうあった。


 今、福島原子炉で作業している方たちは
 死を覚悟していると聞きました
 ありがとうございます。
 米国をはじめ支援国の方々
 救援活動をしてくださる自衛隊の方々
 本当にありがとうございます。


こんな状態で情報開示を恐れたり、こんな状態なのに保身にまわる表に立つ人と裏腹に、
現場で命を救おうと行動する人達は、素晴らしくがんばってる。


命を掛けて、命を救おうとしている。


ここ数日、エアコンをかけることをやめた。
明日からまた寒くなるそうだけど、寒かったら、ぶくぶくに着ればよいのだ。
あんがいエアコンをかけなくても、しのげることに気付けた。


原発は、反対だ。
だけど、今その議論を交わす時ではなく。


それに、原子炉に据えられた、あの芯達のお陰で、膨大な電力をまかなってこれて、
24時間365日休まず芯達は稼働してくれてたのだ。


その存在自体は悪ではない。
要は、使い方、利用の仕方の問題が、あるのだ。
アインシュタインの、原爆本体のように。
彼は原爆を落とすために原爆を発明したのではない。
ひとつの有用なエネルギーを生み出した。
それを、殺人兵器に換えられてしまったのだ。


各地で頻繁に起こる地震もそう。
地殻は、つまり断層は、早くへ異常な状態に戻りたくて、うねりを繰り返してる。
人を殺したくて地震を起こしてるわけではない。


地震の揺れに、もう慣れてしまった今でも、やっぱりとても恐い。
心臓が早く鼓動を打つ。
倒れてしまう、いや、心臓マヒでも起こすか?くらいに鼓動が早まる。


けど。


今できることを、しよう。
日本に住む、みんなが笑顔を取り戻せるように、“自分だけ”は、やめよう。


死を覚悟して原子炉の異常を直そうとしている原子炉の作業員の方々。
被災地で、想像を超える恐怖にさらされながらも、助け合って過ごす方々。
その被災者の方々を、不眠不休で支える様々な業種の方々。
自衛隊をはじめ各国から原発の恐怖を知りながらも救援活動をしてくれてる方々。
断層だって、早く正常な状態に戻ろうと、きっと奮闘してるはず。


被災地に赴かずとも、できることがある。
今残るみんなで、「日本」を救おう。


今できることをしよう。
どんな小さなことでも、みんなができることをしたら、ものすごい力になる。


命の重さを知る人、人として一番大切なコトを知る人が、
きっとこの動乱が終息する頃、日本を束ねてる。
今も、日本をほんとうの意味で動かしてるのは、そう言う人達だ。


日本は、さらに美しく生まれ変われる。
そう信じて、今できることをしよう。