Amor

愛について。
二十代の学生時代から、そして、生臭いけれど、今も、心許せる人と呑むと、
時折、愛って、なんだろうね、って話題になる。


語り尽くせぬことは承知のこと。
ただ、愛について語るとき、その話す瞬間の、その人、そしてあたし自身が見えてくる。
だから時折、心許せる人、数人のうちと呑むと、どちらともなく話しはじめてしまう。


El amor es verdad.
[愛は真実]


今のあたしにとっての愛は、真実、という言葉に集約される。


根拠のない噂をたてられても、
策略を網のように張り巡らされても、
心を暗幕で覆ってどんなにひた隠しにしたとしても、
どれほどの年月が経とうとも。


愛は、漆黒の暗闇を突き抜けて、月や星々のように、いつも輝き続ける。


幾つか、語るも無駄とは思いつつ、愛についてココでも書いてきたけれど。
愛は、海のように、宇宙のように、無限に果てしなく広いモノ。
男女の恋愛も奥深いけれど、愛は、それよりも果てしなく、深く広い。


Sólo una alma sabe el verdadero amor.
[魂だけが真実の愛を知ってる]


心に嘘はつけない、ということ。
愛は、嘘をつけない、とも言えるかもしれない。