オリーブオイル

今週のお題、好きな調味料。
ムツカシイ課題ですね。。。
後ずさりのフライング含めて、三度め、挑戦します。


台所の調味料一式を置いてるなかで、一番愛おしいのは、オリーブオイルです。
もう、それはそれは、なんにでも合う、万能な奴。


あたしは2本使い分けてます。
ひとつめはそのまま使用する奴、スペイン産のバージンオリーブオイル、香り高いもの。
ふたつめは熱して使う奴、これはイタリア産の軽めのもの。


日本産やカリフォルニア産、チリ産、ブラジル産などいろいろ試してみましたが、
やっぱり生で美味しいのは、スペイン産のもの。
ワインもそうだけど、スペインの食材系は、香りが芳醇なのです。
クセがあるから嫌い、という人も多いけど、あたしには、そのクセッ気が、堪らない。


焼いたり炒めたり蒸したりする時には、なぜイタリア産を使うかというと、
総じてさっぱり味だからです。


ワインもチーズも、イタリアの食材そのものは、ホンモノなのに扱いやすいのです。
ミクスチャーすると、こってりな料理になるけれど、素材自体は、爽やかなのです。
なので、生で味わうと、オイルに関しては、ちょっと物足りない感じ、なのです。
あたしには、ですが。。。


生で使うのは、小皿にオリーブオイルを入れてパンをつけたり、
物足りなかったら、粗塩をちょっとだけ、醤油にワサビを入れるみたいに。
あとは、生野菜に、お刺身に、そのミックスにも、
オリーブオイルをさらりとかけて、オレンジとかのヴィンコットを、ささっとかけたり、
ヴィンコットの代わりにお醤油でも、かなりイケます。


熱に通すと、サラダオイルや菜種油より、甘い香しい味になります。
あたしの主観です、あしからず。


卵焼きひとつとってみても、
オリーブオイルを敷いて、混ぜた卵を入れ、チーズを入れて焼いたりしたら、
グルメなイタリア料理屋さんと、断然タメを張れるくらいの味に仕上がります。
卵に入れるチーズは、フランスやベルギーあたりの主張の強いのがおすすめです。


それから、生で使える、あまり安くないオリーブオイルに限りますが、
風邪とか、エアコンとかで、喉をやられてしまった時、
スプーン一杯ほどのオリーブオイルを呑むと、かなり喉が潤って、元気になれます。
クドいけれど、あたしは、です、すみません。


味以外に惚れ込んでるのは、ボトルのかわいさ。
幾つか使い切ったボトルを残してるんですけど、どれも素敵なのです。
ボトルのデザインが。


そんなこんなで、調味料のトップは、オリーブオイル。


油という感覚ではなく、ドレッシング感覚で使うと、好みで、レシピが広がります。
おもしろいです。