浮遊

ずうっとまえから、こうしよう、と決めてたことが、
まさにその、する直前になって、なんだかやろうという気が起こらない。


自分の行為に対する言い訳みたいな想いばっかり浮かんできて、
どうにもやる気が起こってくれないのだ。


けど、不思議に、やんないと後悔するぞ、などとも思えず。
いつものように一日が過ぎてしまうのかもしれない、とも思ってしまう。


なにかを伝えよう、などと、意気込まなければいい、のだ。


つまらない職業病かもしれない。
いや、貧乏性、とも言えるかも。


自分がなにを想い考えてるのか、こんなにわからないことも、ひさしぶりだ。
人の想いに心巡らせても、わからないのは当然とも言えるな。


独りよがりでもなんでも。
考えるな、感じろ。
ふたたびそうゆっくり言い聞かせよう、あたしに。