秋休暇

今日から秋休み。
ここんとこ、数ヶ月ほど、土日も連休も、なんも関係なしに仕事に出てたので、
秋休み、ということで、なかば強引に、とった。


しかしっ、いい天気。
素晴らしい秋晴れ。


あたしの仕事は、ひっきりなし。
仕事のはじめにスケジュールをひくけど、ほぼ、その通りにはいかない。
誰がミスをするわけでもなく、なにか、変更が起こるのだ。
制作側としては、その変更に準じて、その都度つくり直さねばならず、
このあたりは時間とれそうだな、と思ってても、その通り運ぶことは稀なのだ。


なので、休みをとる時は、いつも強引に、する。
もちろん、最低限やるべきことは済ませた上で、この期間居りませんので、と連絡する。


旅先に電話がかかり、引っ張り戻されるようなことも、多々あったけれど。
それは、この仕事をしてる限り、仕方ないこと。


なんにせよ、強引に休みがとれるのは、
万が一のとき、あたしの仕事をカバーしてくれる信頼できる戦友が居てのこと。
ありがたい、ほんとに。
幾度助けられたことか。
逆も、また、ありなんだけど、それも、当然のこと。


助け、助けられて、は、仕事だけでなく、いろいろな場面で、あたりまえのこと。


あたしは、戦友と、十年以上の長きに渡り、いろんな戦場をくぐり抜けてきた。
なんども、もうあかんと思ってきたし、これからも、まだまだ色々あると思う。


 おまえらみたいなヒヨッ子、二度と仕事できんように、潰してやる。


みたいなことも、某大会社の社長さんに言われたこともある。
あたしたちが、彼のことを、非難したからだ。
なぜかというと、こっちから紹介した優秀な外注さんへのギャラの未払いが判明したから。
ちょっと遅れたんだ、といってたけど、ひと月も連絡なしに遅れるなんて、
それこそ、この業界に居る資格は、ないのだ。


 どうぞ、おやりください。
 我々は信念に従って、目の前の仕事を一所懸命するだけですから。


きられたタンカに、確か、こんなふうな言葉を返してた、と思う。
あたしたちは、地味だけれど、まだこの世界で仕事をさせて戴けてて、
その某大会社は、潰れた。


地球上のありとあらゆるモノに言えることだけれど、
見えない想いは、とても理解し難くわかりにくい。
けど、確実に、それは伝えたい対象に向かって、日々、光のように飛んでる、と思う。
幻想などではなく、幾多も、それを実感してきたから。


いや、休み宣言を書いておこう、と思って開いたはずなのに、
なんか、ヘンテコな流れになってしまった。。。


なんにせよ、休暇です、今日から。
空は広がり、空気は澄んでる。